【授業紹介】幼児保育学科 演劇ワークショップ講座

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幼児保育学科2
年次生の「保育・教育指導法(言葉)」の授業で、
俳優の阪本麻紀さんを講師にお迎えし2週に渡り、演劇ワークショップ講座を
していただきました。
 
1回目の演劇ワークショップ講座では、阪本先生が実際に演劇ワークショップで
実施されているコミュニケーションゲームを体験し、演劇的な要素「想像する・
伝える・協同してつくる」から、子どもたちとのコミュニケーション能力育成に
必要なことを教えていただきました。
 

第1回目のゲームでは...

◆縄とびゲーム

縄は使用せずに、自分たちの想像だけで大縄とびをします。
縄に入るのをためらうことまで表現している学生も!

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◆タル・エダゲーム
その場で走りながら、先生から発せられた様々な言葉に応じた
ジェスチャーをしていくゲームです。
タルがきたら丸太を飛び越え、エダがきたら木の枝をよける...など
個々によって表現が違うのも面白さです☆
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などなど、他にもたくさんのゲームを楽しみました!

2
回目では、阪本さんが幼稚園で実施されている内容を通して、子どもたちにどのような
遊び・声かけ・注意が必要かを、教えていただきました。
今回の授業では、先生役・子ども役に分かれ子ども目線でのゲームを行いました。

まずはウォーミングアップとして「だるまさんが○○した」ゲーム☆
普通の"だるまさんが転んだ"だけでなく、"だるまさんが読書した"など
様々な言葉に置き換え、それに応じた動作をします。
学生たちは子どもになりきり、様々なジェスチャーで表現しました。

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そして今回のメインゲームは、「動物たちと出会う」です!
このゲームでは、チームごとに先生役・子ども役・保護者役に役割を決め行います。
事前に子どもには内緒で、先生から保護者に動作化する動物を伝えておきます。
先生が子どもたちと一緒に"歩こう♪"を歌いながら行進していきます。
保護者が演じる動物と出会った子どもたちは驚いたり、かわいがったり...
と様々に表現します。
 
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また、学生たちが実習で出会った子どもの姿を思い出しながら、どのような
声かけが必要か先生・子どものそれぞれの視点から学びました。
 
今回の演劇ワークショップ講座で、阪本先生から子どもの想像力の引き出し方や、
コミュニケーション能力の育成方法などたくさんのゲームを通して教えていただきました。
ゲーム中に言われていたことは、正解はなくいろんな考えがあることを認め、
褒めてあげること。

これから"せんせい"になる上で大切なことをたくさん教えていただきました。
今回学んだことをぜひ自分たちのものにし、実践していってくれることと思います。