2012年4月2日華道家元池坊 池坊会館2階ホールにて第61回池坊短期大学入学式が華やかな雰囲気の中行われました。

今回で61回目を迎える本学の入学式。12：30の集合時刻を前に続々と新入生と保護者の方が来場されました。 毎年恒例の池坊華道の歴史と今をわかりやすく解説したビデオ「花守人」上映後、いよいよ入学式の開式です。

開式の辞のあと、新入生が校歌斉唱を行い、式が進行しました。学長の式辞では岡学長代行がこれから本学の学生となる新入生に、短大生としての心構えを述べられ新入生は神妙な面持ちで聞き入っていました。 また、池坊華道の真髄が語られている「池坊専応口伝」の朗読が披露され、「池坊華道」の世界と建学の精神「和と美」の精神性を体感することができたのではないでしょうか。

その後新入生代表の小林安奈さん（環境文化学科1年次生）が誓いのことばを述べ、充実した短大生活を送ることを誓い、それを受けて在学生代表の学生会長市森優美さん（文化芸術学科2年次生）がそれに答える形で歓迎のことばを述べました。その後、新入生にとってはこれからお世話になる担任の教員の紹介がありました。

さて、入学式終了後は場所を本学キャンパスに移し、クラス別のガイダンスを実施し、今後のスケジュールや学生生活を送っていく上での注意事項などの説明があり、保護者の方々も一緒になって真剣にメモをとる光景が見られました。

終了後は、新入生はコース別ガイダンス、保護者の方には保護者ガイダンスを開催しました。それぞれのコースに分かれてのコースカリキュラムの説明や家庭での健康管理の重要性や、学生生活を送る上での家庭でのフォローの必要性など対象に合わせたきめ細やかなガイダンスが行われ、スムーズに短大生活に入れるようサポートしています。

新入生もスケジュールが全て終了する頃にはすでに友達もできたようで、これから咲き誇る桜のように、今後の可能性を感じさせる笑顔いっぱいの入学式でした。