シンポジウム「京都の文化的創造性と都市の活性化について」を実施しました!

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 2008年2月12日に、本学のこころホールで、シンポジウム「京都の文化的創造性と都市の活性化について」を実施しました。これは、本学の文化芸術学科京都文化コースと、本学とは単位互換などで縁の深い同志社大学の、文化社会資本研究会との共催で実施されたものです。

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 基調講演には、華道家元池坊 次期家元 池坊由紀氏に「生活文化としてのいけばな」というタイトルで、生活の中から生まれたいけばななどの文化が、日々の移り変わりや営みの結果として伝統文化となっている。そういうものが京都には数多く蓄積されている、というご講演をいただきました。
 それに続いて京都市の京都創生推進室長の西邑昭裕室長より、京都文化についての具体的な取り組みとして「歴史都市・京都創生」の施策の報告がありました。

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途中に休憩をはさんで、第2部では、各コメンテーターの先生方からのコメントとフリートークとなり、基調講演で示された京都に蓄積されている文化力を、都市の活性化に結びつけるために必要な文化創造性を高めるために、何が求められているかについて議論がされました。

 

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今後も、池坊短期大学では京都に息づく伝統文化を歴史文化都市京都の都市や京都に住む人々の実社会に結びつける取り組みを続けてまいります。