正月の東京国立博物館を本学教授がいけばなで飾りつけ!

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この新春イベントは「博物館に初もうで 新春特別展示 子年に長寿を祝う」と題され、お正月の雰囲気の中、日本の伝統文化に広く親しんでもらおうと東京国立博物館が2008年1月2日(水)〜1月27日(日)まで開催しているものです。

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そのなかのイベントの一つとして1月2日(水)〜1月14日(月・祝)まで博物館をいけばなで飾りつけし作品を展示する企画があり、東京国立博物館からの出瓶の依頼を受け、昨年同様、文化芸術学科 蔵重 伸教授と本学理事 中野 幽山氏がいけ込みを担当しました。

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また、陽明文庫創立70周年記念 特別展「宮廷のみやび・近衛家1000年の名宝」も同時開催され、同様にいけばなを出瓶し、みやびな公家文化の世界に文字通り華を添えました。

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作品名は「砂物」(すなのもの)

陽明文庫所蔵『池坊専好立花絵巻』に収められた立花絵図のうち、江戸寛永期に活躍した池坊専好(二代)が制作した「砂物」という形式の絵図を元に立調した作品。 池坊専好(二代)は、後水尾天皇などの皇族や貴族に召され多くの立花を立て、当時の立花の流行を推進した人物

こちらの開期は2008年1月2日(水)〜2月24日(日)まで。


 出瓶した作品は全4点で正門、本館エントランスに配置され、初日だけで9000人もの来館者の目を楽しませました。