2018年度学内FD研修会を開催いたしました

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 2月13日(水)に、本学専任教員及び非常勤講師を対象とした学内FD研修会を実施いたしました。

 今年度は、「授業デザインのための基礎知識」をテーマに、現行の単位制度におけるシラバスの重要性を確認したうえで、到達目標、授業設計や成績評価といった各項目における基本的な考え方や留意事項について、具体例を示しながら学びました。

 また、カリキュラムポリシー(CP)やディプロマポリシー(DP)などの上位の教育方針と、個々の科目との整合性についても考察しました。

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 最後に、構造的に意思疎通を図ることの難しさが体験できるワークショップに取り組み、普段の授業においても「分かっている側の視点」で学生とコミュニケーションを取っていないかを、あらためて振り返る機会となりました。

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 参加者からは、「我々が育っていかないと、良いシラバスが書けないと実感した。」「授業内容や成績の可視化の重要性をあらためて学んだ。」「簡単なことを、具体的にわかりやすく伝えることの難しさを感じた。」などの感想が聞かれました。

 講師を務めた本学環境文化学科 山中祥子准教授は、「今回の研修が、次年度以降のシラバス設計や、授業改善の一助となればうれしく思います。」と話していました。

 FD委員会では、今後も本学教員のFDに対する理解を更に深められるような活動や情報収集の機会を作り、教育の向上や工夫に繋げていきたいと考えています。